走行写真が撮りたくても人煙稀な撮影地に行く事がこわくて(金銭的にも無理)機関区巡りばかりしていた頃、新聞配達のバイト銭で買ったカメラバック、三脚をしたがえ初走行写真に挑戦。シロクニの圧倒的迫力に買ったばかりの三脚が壊れてしまった。

                                           昭和46年9月12日
「そこの赤帽、見えないぞ!」「じゃまだ、どけ」景気のいい声が飛んでいる。C62 2 は前に「ニセコ」と書かれたヘッドマークをつけ、ファンのシャッターを浴びていた。
16時43分 急行「ニセコ3号」発車。蛍の光の演奏をあとにC62はもどらぬ旅に出た。 〜撮影日記より〜

                昭和46年9月15日 撮影
C62 2 が梅小路機関区に動態保存の為、北海道を離れる。
久々のC62重連、山線ではなく小樽〜岩見沢の平坦架線下をC62 2、3 はかろやかに走り抜けた。


            昭和47年8月27日 撮影
  〜おまけ〜
C62を撮影したく初めて訪れた小樽築港機関区。
時間を考えず行ったので、C62 3 が尻を向けて庫の中。
撮影に苦労した。
庫を散策していると、C62に比べるとやけに小さな機関車が火を落とし片隅に…
B20 1 カワイイ奴だった。

                   昭和45年 撮影


                        H18.4.16